Vol.310 2002

特集「21世紀・循環型社会の形成をめざして」

幅広い分野で始まっている環境への取り組みを紹介する「循環型社会の形成をめざして」もシリーズ9回目となりました。

今回は、自動車のリサイクルに取り組む自動車産業の取り組みを紹介したいと思います。

世界第2位の自動車保有国となり、7340万台(01年12月末)ものマイカーやトラックが行き交う日本。その一方で、毎年約500万台の使用済み自動車が発生しています。

使用済み自動車は75~80%が再資源化されていますが、全国的な最終処分場のひっ迫を背景に、さらなるリサイクルの向上と適正処理の促進をめざし、今年、「使用済み自動車の再資源化等に関する法律」が成立しました。現在、使用済み自動車はどのようにリサイクルされているか、そして、これからリサイクル型の車社会へととどう変わっていくのか、循環型社会の形成をめざす自動車産業の取り組みを2回にわたってご紹介します。

「岡山博学スポット6」

今号の博学スポットは「岡山天文博物館」です。

博物館は、岡山県の南西部、浅口郡鴨方町と小田郡矢掛町にまたがる竹林寺山山頂付近に、銀色に輝く巨大なドームの国立天文台岡山天体物理観測所があり、そのすぐ下側に隣接して建てられています。

館内には、宇宙の神秘を模型やパネル等で説明する展示場が設けられています。

また、ドームの直径10M、固定席50席のプラネタリウムもあり、年4作、四季によって番組の組換えが行われており、季節の星座の紹介をはじめ、銀河系、星の一生、宇宙の広がりなどをわかりやすく説明してくれます。

岡山天文博物館
〒719-0232
岡山県浅口郡鴨方町大字本庄3037番地の5
電話・ファックス 08654-4-2465
ホームページアドレス http://www.rweb.ne.jp/astro/

・開館時間
 午前9時~午後4時30分
・休館日
 毎週月曜日(祝日・振替休日の場合は、その翌日)
 祝日の翌日、連休の場合はその翌日、翌々日、年末年始、その他館の定める日
・入館料
 大人300円
 中・高校生 200円
 小学生 100円
 団体20名以上2割引

岡山の昆虫

岡山の昆虫と題して、岡山県に生息している昆虫を取り上げ、その昆虫の生態を詳しく知ることにより自然とのふれあいを深めていこう、というコーナーです。

今号は、トンボの仲間である「アキアカネ」を勉強してみましょう。