2025年08月29日お知らせ

知らないと怖い!身近な電池の正しい捨て方 ~リチウム電池とリチウムイオン電池の違いを知ろう~

先月もブログに書きましたが、また、リチウムイオン電池が原因で、

ごみ収集車や処理施設で火災が発生するニュースが報じられました。

「なぜ、ただの電池が火災になるの?」と思われた方も多いのではないでしょうか。

実は、その原因は「リチウムイオン電池」と「リチウム電池」の違い、

そして正しい捨て方を知らないことにあります。

今回は、この二つの電池の違いと、安全にごみを出すためのポイントをお伝えします。

 

1. 「リチウム電池」と「リチウムイオン電池」は別物です!

 

多くの人が混同しがちですが、この二つは全くの別物です。

  • リチウム電池(一次電池)

    • 特徴: 一度しか使えない「使い切り」の電池です。

    • 身近な例: 腕時計や電卓、車のキーレスエントリーに使われるコイン形電池(例: CR2032)など。

    • 捨て方: プラス極とマイナス極をセロハンテープなどで絶縁してから、

      自治体のルールに従って捨てます。

  • リチウムイオン電池(二次電池)

    • 特徴: 繰り返し充電して使える「充電式」の電池です。

    • 身近な例: スマートフォン、ノートパソコン、モバイルバッテリー、電動工具、

      最近のおもちゃなど、充電して使うほとんどの製品に入っています。

    • 捨て方: 絶対に燃えるごみや燃えないごみと一緒に捨ててはいけません!

 

2. なぜリチウムイオン電池は危険なのか?

 

リチウムイオン電池は、一度使い切りのリチウム電池と比べて、内部に大量のエネルギーを蓄えています

ごみ収集車やごみ処理施設では、様々なごみが圧縮・破砕されます。

この時、もし絶縁されていないリチウムイオン電池が混ざっていると、強い衝撃でショート(短絡)を起こし、

一気に熱を放出して
発火・発煙
する危険性があります。

実際に、モバイルバッテリーや電子タバコなどが原因で、ごみ収集車やごみ処理施設で火災が多発しており、

作業員の方々にとっても非常に危険な状況になっています。

 

3. 今日からできる!リチウムイオン電池の正しい捨て方

 

火災事故を防ぐため、リチウムイオン電池は以下の方法で正しく処分しましょう。

  1. 端子部分を絶縁する:

    • 電池のプラス極とマイナス極(平らな部分や端子)をセロハンテープなどで完全に覆ってください。

      これにより、他の金属と触れてショートするのを防ぎます。

  2. リサイクルに出す:

    • 充電式の小型電池は、一般社団法人JBRCが回収・リサイクルを行っています。

    • 家電量販店やホームセンター、スーパーなどに設置されている「小型充電式電池リサイクルボックス」に

      持っていくのが最も一般的な方法です。

    • JBRCのホームページで、お近くの回収協力店を検索できます。

  3. 自治体のルールを確認する:

    • お住まいの自治体によっては、有害ごみとして特定の回収日に集めている場合もあります。

    • 必ず、自治体のホームページなどで確認しましょう。

 

まとめ

 

「充電できる電池」は、そのまま捨ててはいけない「危険物」です。

見た目が乾電池に似ていても、モバイルバッテリーの分解で出てきた電池でも、

「充電できるもの=リチウムイオン電池の可能性が高い」と認識し、

「絶縁してからリサイクルに出す」ことを習慣にしましょう。

あなたのちょっとした気遣いが、街の安全を守ります。

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知らないと怖い!身近な電池の正しい捨て方 ~リチウム電池とリチウムイオン電池の違いを知ろう~