廃棄物試験

廃棄物分析とは廃棄物分析とは

廃棄物分析
ゴミと言えども適正管理。
適切な管理には正確な分析が必要です。

事業場、工場、事務所などから発生する産業廃棄物を処分する場合には、有害判定のための分析を行う必要があります。
廃棄物には、汚泥、燃え殻、ばいじん、鉱さい、廃油、廃酸・廃アルカリなどがありますが、これらの様々な廃棄物の分析を行っています。
高周波プラズマ発光分析装置(ICP-AES)を使用し、物質中、環境中の微量成分や不純物などを高感度で元素分析し、精度の高い分析データを提供しています。

ISO/IEC17025の認定取得

分析試験結果はもとより「人と技術に関する信頼性」の維持・向上を図るため、2009年6月に、廃棄物分析でISO/IEC17025の認定を取得しています。

ISO/IEC17025とは、ISO9000シリーズと同じ品質管理システムの1つで、分析試験所・校正機関に特化した国際規格です。単に試験の技術面だけでなく、品質管理面にも要求事項が定められています。

私達は、分析依頼の受付から実際の分析工程、分析結果の報告に至るまで、具体的には分析精度を維持するための室温管理・分析機器の管理・要員認定、業務の品質管理のための受付確認・報告値の点検・不適合管理・内部監査などについて17025規格に則った手順書を定め、日々運用しています。
17025規格を運用していない業務分野や事業所の分析値がいい加減であるということは決してありませんが、17025認定を取得しているということは試験所としての力量を第三者が保障しているということであり、私達の誇りです。
国際規格に沿った品質管理システムに基づいた管理運営を行い、より精度の高い分析データの提供に努めてまいります。

ISO/IEC17025の認定取得
機関名称 公益財団法人 岡山県環境保全事業団  環境調査分析部
認定番号 RTL02920
認定範囲 化学試験
産業廃棄物分析(産業廃棄物に含まれる金属等の検定方法)
Cd: JIS K 0102 55.3 (2016)
Pb: JIS K 0102 54.3 (2016)
Se: JIS K 0102 67.3 (2016)

分析項目分析項目

業務内容

・産業廃棄物の有害判定に基づく調査・分析 : 廃棄物の含有量試験及び溶出試験など
・建設残土のリサイクルに伴う有害判定に基づく調査・分析 : 環境基準による溶出試験など

廃棄物
産業廃棄物
一般廃棄物以外の廃棄物

工場又は事業所において、事業活動に伴い排出される廃棄物

一般廃棄物
公の処理場に出す廃棄物

家庭から廃棄される生ごみや粗大ごみなど

主な分析機器及び測定

ガスクロマトグラフ分析計
ふっ素蒸留装置
産業廃棄物のサンプリング
加熱気化水銀測定装置

分析の流れ分析の流れ

分析の流れ

お問合せ・ご相談お問合せ・ご相談

相談無料ご相談受付ダイヤル

086-298-2616

受付時間 午前8時30分から午後0時00分/午後1時00分から午後5時15分(土・日・祝日、年末年始の休日を除く)

廃棄物分析に関するホームページのリンク

環境省のホームページ:特別管理廃棄物規制の概要
https://www.env.go.jp/recycle/waste/sp_contr/index.html

環境省のホームページ:特別管理産業廃棄物の判定基準
https://www.env.go.jp/recycle/waste/sp_contr/01_table.html