水島埋立処分場 第2処分場

廃棄物の受け入れから処理処分まで、一貫した管理体制で厳しくチェックしています。

産業活動の円滑な推進、県民の生活環境の保全及び福祉の増進に寄与するため昭和54年度から埋立を開始し、廃棄物の適正かつ安全な埋立事業を行い、埋立に伴い発生する浸出水は、最新の処理施設により処理されています。

埋立跡地には、水島クリーンセンター、倉敷資源選別所などの環境関連施設を整備しています。また、水島事業所では、太陽光発電・風力発電・屋上緑化に取り組んでいます。

水島処分場の概要

施設の種類 管理型最終処分場
設置場所 岡山県倉敷市水島川崎通地先
名称 第2処分場
供用開始 平成21年4月
埋立面積 約23万㎡
埋立容積 約460万㎥

水島埋立処分場 第2処分場

水島管理事務所

1水島事業所

計量ゲート

2計量ゲート

太陽光発電

3太陽光発電

風力発電

4風力発電

水島クリーンセンター

5水島クリーンセンター

排水処理施設

6排水処理施設

工事中及び供用中の周辺海域への配慮

遮水性の確保

この処分場は、地盤中に存在する遮水層と遮水機能を有する護岸や遮水壁の鉛直遮水工により、埋立地内部の保有水を外部に漏出させないための遮水性を確保しています。また、護岸には鋼管矢板二重壁式護岸を採用し、遮水壁は埋立側に自立鋼管矢板壁とその背部に鋼矢板を打設した構造とし、いずれも安全性を最優先にしています。

遮水工イメージ図
遮水工イメージ図

鉛直遮水工

二重鋼管矢板構造

新規に築造する護岸部は、鋼管矢板二重壁構造とし、二列の鋼管矢板とも遮水機能を有する構造とします。鋼管矢板同士の継手部については、遮水性および施工性に優れる「モルタル充墳+ゴム材」方式を用います。

二重鋼管矢板構造

自立鋼管矢板構造

新規に築造する護岸部は、鋼管矢板二重壁構造とし、二列の鋼管矢板とも遮水機能を有する構造とします。鋼管矢板同士の継手部については、遮水性および施工性に優れる「モルタル充墳+ゴム材」方式を用います。

自立鋼管矢板構造

鉛直遮水工

鉛直遮水工

設置後のモルタル充墳により、漏出防止ゴムが継手管内に密着し、遮水性を確保します。

遮水専用鋼矢板継手部の構造

遮水専用鋼矢板継手部の構造

設置後に水と接触して止水ゴムがふくれ上がり、継手部の隙間を埋め、遮水性を確保します。

廃棄物の管理体制

廃棄物の受け入れから処理処分まで厳しい管理体制でチェック

廃棄物の適正処理は年々クローズアップされ、安全かつ適正に処理されることは、現代社会の重要な問題となっています。各企業がそれぞれの方法で無秩序、無計画に埋立処分すれば自然環境の破壊や2次公害を招きかねません。岡山県環境保全事業団では、こうした廃棄物を法令に基づいて正しい方法で処理し、環境汚染防止に細心の注意を払いながら、処理処分事業を行っています。

  • 事前審査(受入審査)
  • 水島事業所の受付に申込書を提出。書類審査及び現地審査を行います。また成分検査が必要な産業廃棄物は、現地審査時にサンプリングを行い、その分析結果に基づき受入可否の判定を行います。受入可であれば、排出事業者と契約を締結します。
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  • 搬入
  • 搬入された廃棄物は、計量ゲートで廃棄物の計量を行うほか、廃棄物の性状の目視検査や、火災防止の為に廃棄物の温度測定を行います。また定期的に運搬車から廃棄物の抜取検査を行い、申請内容と相違がないかチェックをします。
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  • 埋立処分
  • 計量ゲートで厳重なチェックをうけた産業廃棄物は、指定された場所に荷おろし後、検査を受けて安全性を確認し、埋立処分されます。
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  • 環境保全
  • 水島処分場では自然環境の破壊や二次公害が発生しないよう、環境保全に万全の体制で臨んでいます。

公共関与臨海部新処分場に係る環境管理(調査結果)


1.2021年度環境管理報告書
・資料編 


1.2020年度環境管理報告書
・資料編 

1.2019年度環境管理報告書
・資料編 

 

お問い合わせ先
〒712-8074
岡山県倉敷市水島川崎通1-18 アクセスマップ
公益財団法人岡山県環境保全事業団 水島事業所 顧客業務課
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